私は、小学校から大学院までいろいろな先生に公教育の教科や学問を習いましたが、単に教科の内容を説明するだけの先生もいれば、いろいろな話をする先生もいました。

覚えている内では、中学校の美術の先生は、生徒に教科書を開かせ、ただひたすら絵について語っていました。おかげでその先生が教えている間は一度も絵筆を取ったことがありませんでした。この先生は、日展の審査員で、無審査で日展に絵が展示されるという先生でした。どう考えても、中学校の教師をやる人ではありませんでした。

高校でも、ただただひたすら教えている教科とは関係のない話を50分の授業時間の内40分から45分も話し続ける先生がいました。この先生は著書が数冊ある先生でした。

大学に入ると、主に歴史以外のいろいろな学問についてただひたすら語る歴史学の先生がいたり、言語学の授業で言語学周辺の話をずっと語り続けて、肝心の言語学についてあまり教えない先生などがいました。

その一方で、偉い先生なのに、淡々と教科の説明をして、時間が来ると、定時にさっさと帰る先生もいたりしました。

考えてみると、みなさん、なるほど一貫していますね。

さて、ソフィア外語学院では、非常に高い教育効果を上げているわけなので、極限まで能率的な授業を行っており、ビジネスで言うと、超効率経営と言われるコンピューター会社のデルに匹敵するのではないかと思う人が少なくありません。

デルのすごさは、パソコンを1台注文して、その注文したパソコンが届かないという電話をすると二台のコンピューターが届くというところに表れています。超効率的なため、チェックシステムがないらしいです。

しかも、苦情を苦情受け付け係に言うと、客を怒鳴り返すという苦情の自給自足体制まで確立されている点で、他の追随を許さないと言っても過言ではありません。今はやりの持続可能な苦情受け付け体制というものを何と20年以上も前から確立しているわけです。すごいですね。これも超効率経営により、苦情受け付け係の研修を全くやらずに放置しているという事情によるものの様です。

ソフィア外語学院もデルによく似た超効率授業をやっているに違いありません・・・ではなく、違いあります。

だいたい私の授業というのは、あれやこれやしゃべりまくる授業なので、効率という点では、史上最低レベルだろうと思います。ソフィア外語学院の講師の全員がこういう授業をやっているわけではなく、実際、私だけと言ってもいいと思います。しかし、効果の面では、ソフィア外語学院でもこれまで私がずっと一位を維持しています。不思議なものです。

さて、それはいいのですが、問題は、私の授業が「非効率」のレベルを遙かに超える超非効率授業であるため、さすがに時として何とか歯止めをかけることが必要になることもあるのです。

そこで、先日、全然関係のないことで、いつものようにパソコンをいじっていたら・・・

「そうだ、パソコンにタイマーを付けてみよう。」

・・・と思ったのです。

いつも缶コーヒーなどを温めて飲んでいるのですが、パソコンで何かやっている内に、温めていたのを忘れてしまい、完全に冷えてしまってから、気がついて、再度温め直すと言うことを繰り返したりするのです。この非効率なやり方を止める方法を考えたのですが、元凶がパソコンであるため、パソコンにタイマーを仕掛ければいいのではないかと思ったわけです。

その様なわけで、パソコンにタイマーのソフトをインストールしました。これはとても便利で、訳に立ちました。今後は、これで効率的に缶コーヒーを温められると確信しました。

そして、いつもの様に超非効率な授業をやっていて、思ったのです。

「そうだ、授業にもタイマーを付けてみよう。」

だいたい、私の授業はただひたすらしゃべりまくり、時間が来てもまるで気がつかず、下手をすると何時に授業が終わるか分からなかったりしますので、元々いろいろ工夫してあります。

まず、時計は全部電波時計です。しかも一台ではなく、そこいら中、時計だらけです。しかも、柱時計はチャイム付きです。

ただ、チャイム程度では全く気がつかないほどの非効率さなので、チャイム如きでは、何の役にも立ちません。

そこで、「そうだ、タイマーだ。」となったわけです。

そう言うわけで、これを教室のパソコンにインストールしました。時間来ると、音が鳴ると言う仕組みです。

「こらー!さっさと授業をしろ~!」

昨日の夜、授業が終わってからシステムを組んでみました。今日が稼働初日でしたが、初日から大爆笑で受けました(笑)。