前回の話はこちらです。

学生のバイト講師は避けた方がよい

一般に個別指導塾では、財政的な制約からどうしても大半は学生のバイト講師になります。わざわざ書くまでもありませんが、学生のバイト講師は、できる限り避けた方が無難です。なぜかというと、そもそも教師としての認識がほとんどないからです。

「『先生』と言われても、ぼくバイトだし、学生だし・・・」

・・・と思っている学生バイト講師がほとんどです。これでは責任をもって教えると言うことは無理です。例外もいるとは思いますが、たぶん本当に教師としての自覚のあるバイトの学生は、100人に一人もいないのではないかと思います。

給料の金額次第できまる講師のやる気と責任感

これが同じバイト(非常勤講師)でも、学生ではなく、社会人ともなると、少しはましになります。これはある程度生活がかかっているからです。ただ、バイト講師の給料はわずかですから、あまり真剣には教えません。

結局、真剣の程度や責任感の程度は、給料に比例すると考えていただければいいかと思います。個別指導の場合の、バイト料は1000円~1200円程度なので、一回2時間教えて、週2回だと、月8回になると計算して、1万6千円から1万9千200円です。どう考えても、社会保険付きで、普通18万円以上もらえる正社員の講師よりも、やる気も責任感も劣ってしまいます。

やる気と責任感のある講師の実像

コミュニケーション能力の高い講師だと、見た目にはやる気や責任感があるかと思いますが、本当は、1万円や2万円分のやる気や責任感しかないのだとお考えになった方がいいかと思います。だから、もらう報酬以上にやる気や責任感がある講師というのは、相当な変わり者です。だから、すごく頑張る講師というのは、たいがい、変人だと思った方がいいです。

こういう講師は、生徒には人気があるのですが、経営的には扱いにくい人種になります。何しろ、常識が通用しない人種です。さらにトップがすごい講師だと、そのトップが変人ですので、そこへ別のすごい講師が入社してきたりすると、変人対変人の熾烈な争いが起きたり、変人の巣窟になりかねません(笑)。

塾や教室というのは、常識豊かな講師には生徒が付かず、変人講師が人気を博するという不思議な世界です。採用の際に、いったい誰が人気講師になるのか、なかなか分からず、まともな感覚の経営トップは頭を悩ませるものと思います。

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