前回、検索結果の順位について書きましたが、そもそも検索結果に出てこないサイトという物もあるのです。なぜそうなるのかというと、検索結果を表示するのに使われるデータの入れ物に二通りあって、第一と第2みたいになっているのです。通常は第1の入れ物から結果を表示していて、第2の入れ物に入れられているサイトは表示されません。もし第1の入れ物に適当なサイトがない場合にだけ、第2の入れ物に入れられているサイトが表示されるのです。正式にはインデックスというのですが、Primary IndexとSecondary Indexの二つが存在するというわけです。これはGoogleの場合ですが、他の検索サイトでも似たような仕組みになっていると考えられます。
それから、外部リンクの数で検索結果が決まると書きましたが、意図的に外部リンクを貼りまくると、サイトが検索結果から削除されたり、検索順位が下降したりします。つまり、意図しているのと逆の結果になります。また、機械的に順位を決めているだけではなく、人間が肉眼でもサイトの内容を確認しています。その作業のために雇われているスタッフがGoogleだけで1万人ぐらいいるらしいです。
また外部リンクだけなく、合計200ぐらいの指標を検索結果の順位決定に使っているとGoogleは公表していますが、他の検索サイトでも大同小異でしょう。つまりそう簡単に検索サイトをだませないと言うことです。しかし、私個人の判断になりますが、実際には、よくみると、結構、だまされています。だまされているのとだまされていないのが混合した結果が検索結果と言っていいでしょう。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、インターネットの検索結果を制する者はインターネットを制し、インターネットを制する者は、世界の半分以上を制します。だから、子供にインターネットの検索結果がどういう仕組みで決まっているのかを教えるかどうかということは、その子供が将来社会で成功するかどうかがかかっていると言っても全然過言ではありません。
しかしながら、最初に言ったように、インターネットの検索結果を決める要因は複雑です。それに何より、どんどん進歩し、変化しています。例えば、Googleでは週に1回以上のペースでその仕組みを改良しています。半年も経ったら、もう以前の話は通用しなくなっていたりします。追随するだけでも、なかなか大変なことです。
このブログにはパスワードのかかっている記事があって、先日、熱心な読者の方から、そのパスワードを聞かれました。面倒なので、パスワードを解除しましたが、その際、「この記事は、非公開にするほどの内容ではないと思いますが・・・」と言われました。非公開にした理由は、公開しておくと、リンク先の私の個人サイトの記事が検索から削除されるからなのですが、その辺が、インターネット検索の難しいところです。しかし、こういう判断力を養うことがインターネット社会を生きていく上で重要なことであり、それを子供に伝えないといけません。
ここで書いたような話は、専門的には、SEO(検索エンジン最適化)と呼ばれている領域になります。正攻法のSEOをホワイトハットSEOと呼び、検索サイト(検索エンジン)をだますことを目的にしたSEOをブラックハットSEOと言うので、覚えておくといいでしょう。
ソフィア外語学院のサイトでは、特に検索エンジンに対する対策は講じておらず、外部リンクを意図的に量産することもしていません。従って、外部リンクがほとんどありません。たまに外部リンクの数が1万とか2万とか3万とかいう英会話スクールのサイトを見かけますが、ブラックハットSEOを実践しているのが明らかです。もちろん、SEOを専門にする業者に委託してやらせていることです。そう言うサイトが、「名古屋 英会話」などの検索語で検索結果の上位に来ています。
どっちがいいのか知りませんが、検索サイトをだまそうとして、検索結果から消えるリスクを背負うのもどうかと思います。それ以前に、そこまでのことをやる余裕が私達の方にもありません。まあ、検索サイトがまともな検索結果を出せるのなら、外部リンクがゼロでも、ソフィア外語学院のサイトが「名古屋 英会話」とか「名古屋 英語」でトップに来てもいいのではないかと思います。
検索サイトに対して対策を講じていないのは、詰まるところ、私個人の好みの問題ですが、以上の様な検索結果に関する知識は、ぜひ子供たちに身につけさせてほしいものです。